忘れてない
もう3年経ったのか、早いな。
すぐには行けなかったし、ご両親にも聞けなかった。
現実を受け入れるのが怖かった…なんてつもりは、なかったんだけど。
実家におじゃましたのは、2年半ぶりだったと思う。
1週間前にご連絡を入れていたとはいえ、あたたかく迎えてくれた心遣いがうれしい。
「いつも気にかけてくれてねぇ、ほんとどうもありがとうございます」
いや、そんな大それたことじゃないんだ。
あのとき力になれなかった、ただそのことが自分の中ではこれから先もずっと残るだろうというのはわかっていたから、せめてこうして訪ねられればと、ただそれだけ。
きのうご両親に案内していただいて、初めて彼の眠る場所へ行くことができた。
きっかけが昨夏の、別のクラスメイトがいなくなってしまったことだったとはいえ、3年もかかかっちゃったね――ちょっと長すぎたよ。
おいおそいぞって、そう言ってるかもしれない。
高校の部活でたかだか練習試合なのに互いに真剣勝負しちゃったこと。
卒業式を終えて一緒に第一志望の大学の合格発表見に行って、ともに落ちてたこと。
疎遠になりがちだった時期も、ボーリングのためだけに休みをさいて会ったこと。
ぜんぶ、ぜんぶ、忘れてない。
これからは、帰省のたびに顔を出せそうだ。
正月になったら、他の仲間たちも連れてくるから。
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コメント
squareさんの中で3年前とはまた違った気持ちでいられることはとても大切な一歩を踏み出している気がします。
「忘れる」ということは大切な機能と以前何かの本で読んだことがあります。
辛いことや悲しいことをそのまま覚えていると普通の精神ではいられなくなるんでしょうね。
思い出って年が経つほどに辛かったものすら懐かしくいいものに変わっています。
これってきっとその時の辛さを「忘れる」からなんでしょうね。
投稿: しま | 2008年3月24日 (月) 22時12分
squareさん、コメントありがとうございます(HD、その価格帯だったらどうにかなるかも?)
今のsquareさんにとって、3年前とはまた違う心境か知れません。しかし、大切な人を失った時その現実を受け入れることは非常に難しいことです。親しければ親しいほどそれは感じます。
身近にいる時は力になれても離れている時に限って力になれず…私の知り合いでもそういう場面を見てきました。やっぱり悲しいです。
「忘れる」ことはできないですが、私から言うのは生意気なんですが、そのことを「励みに」かえられる部分もあれば、とも思います。
お前の分まで頑張るぞ!と気持ちが切り替えられれば、とても悲しい思い出でも、彼が「もっと頑張れよ!」とか見えないところで見守っていてくれてsquareさんを後押しして助けてくれると思います。
帰省やお正月の時に彼に会いにsquareさんのお友達と一緒に行けるといいですね。
(途中不快なコメントだったかも知れません。申し訳ありませんでした。お気に障られるなら削除されても構いません)
投稿: 里やん | 2008年4月 1日 (火) 18時29分