きのう、会社の人事部門からお願いされていた採用セミナーへの参加をしてきた。
私を含めて各事業部署から集められた、若手~中堅クラスの社員たちが何をお手伝いしたかというと…学生さんたちとのおしゃべり相手。
そう書いてしまうとラクそうだけれど、イベントの中で行うプレゼンがフォーマルなアピールだとすれば、彼らが私たちに直に質問できる場所はそういう枠にとらわれずにナマの情報をやりとりできるもの、という位置づけみたい。
放っておいても学生さんから集まってくるので、自分の体験やら想いやらを自由に(もちろん取扱注意の事柄もあるけれど)聞かせてあげてほしい、というものだった。
始まって30分くらいはものすごくヒマで、学生さんもパラパラとしかいない。
でも担当者曰く
「別の場所でも同じイベントやったけど、手の空いた社員は誰もいなかったよ」
まさかぁ、とタカをくくっていたのだが…。
まもなく、数十人規模の人波が社員たちの前に押し寄せてきた。
私の場合、最初のひとりだけは1対1でじっくりコミュニケーションがとれて名刺を渡すくらいの余裕があったけど、その次からは複数の学生さんに対して私が話すスタイルにいつの間にかなってしまい、逆に私が面接されてるかのような感覚(笑)。
私がどういう仕事をしているかは、顔写真とともに学生さんにオープンにしているので、それについての詳細を聞いてくる質問が大半。
だから基本的には難しいことなんてないし、緩急をつけながら(?)話をしていった。
そんなこんなで、オールスタンディング(?)7時間ノンストップでしゃべり倒してしまい…支給されたお弁当にありつけたのは夕方5時を回ったころ。
印象的だったのは、世間で報道されてる“売り手市場”は本当だったんだということ。
私は就職面接を受ける前の段階で抱える悩みを相談されるんだろうと予想していたのだが、どうも内定をもらった後に抱く関心事について聞かれることが多かったのだ。
早くからやりたいことのイメージができている、といえば聞こえがいいけれど、最初はもう少し広く企業研究をした方がいいんじゃないかなぁという気もした。
あんまり絞っちゃうと、そこからちょっとでも外れたときにモチベーションの高め方に困ってしまうかもしれないし。
中には別の会社からすでに内々定をもらっている人もいてビックリ――まだ2月なのに。
ウチも天秤にかけられている何社かのうちのひとつ、なのかなぁ。
で、やっぱりホンネを聞きたかったら自分のコトバで伝えてくれた方がこっちもしゃべりやすくなるということにも気がついた。
何だか違和感のある質問のされ方をするなぁと感じてしまうときに限って、
「あぁそのコトバ、ウチの会社パンフにちりばめてあるキーワードだ…」
って、カンタンにわかってしまう。
それが悪いとは言わないですけど“とってつけた感”が垣間見えるのも、また事実。
だからといって私が彼らの立場だった頃に知りたかった情報と大きくはブレてない。
そういう意味では、夢とか期待とかだけでがんばれた時代を、ちょっと思い出した。
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そのイベントを取り仕切っていた担当者、実は私の同期。
新人研修の頃はグループが一緒になったこともあり、別の職場にいる同期の中でも比較的面識のある方だった。
朝、会場入りして彼を見つけたとき、私に向かって
「オマエが派遣されてくるとは、ウチの会社も終わったな」
というありがた~い歓迎を受けたけど(笑)、ベースはあの頃と変わってない。
これだけの規模のイベントを任されている…着々と実績をあげてるんだなぁ。
まったく違う職種なので、ただただすごいなぁという感じだ。
その彼とともに汗を流していた若手社員の中には、早くも新入社員がいた。
つい最近まではセミナーに参加する立場だった彼らが、会社のアピールをしている。
私くらいの世代から上になってくると、いろんな意味でホンネがそのまま伝えられるとは限らない…なんて余計なことを考えてしまう。
でも新入社員の彼らが、まだ配属から実質半年程度しか経ってない彼らが感じていることこそが、いちばんのホンネに近いのだろう。
セミナー終わりの呑み会で少しお話しする機会があったけれど、“充実してます”オーラがちゃんと出ていた。
夢だけを考えていればよかった頃を思い出させてくれた、そんなお仕事だったきのう。
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だから余計に、だろうか。
きょうの打合せがなんとなくいいかげんに感じたのは。
こんな状態でお客さんのとこ、行けるのかなぁって。
チグハク感を覚えたまま、明らかに私は不機嫌になってる。
きのう、学生さんが聞いてきた中でイチバンシンプルな質問。
「○○さんは、今楽しいですか?」
基本的には、楽しいだけじゃないし辛いこともあるけれど、別にその割合の問題じゃないし、楽しいことがちょっとでもあれば意外になんとかやっていける。
でもそんな説明をするのはまだるっこしいから、ほぼ即答で「楽しいよ」と答えてた。
――じゃもし今のコンディションで同じことを聞かれたら、私はどう返すだろうか?
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